MY Favorite

MUSIC

・NEW BREED(FEAR FACTORY)
 FEAR FACTORY2枚目のアルバム「DEMANUFACTURE」の5曲目。メタルとデジタルサウンドの融合を完全にやってのけ、万人に究極の音楽と言わしめるであろう本作の中でも、特にズバ抜けて過激な曲。今でもこの曲無くしてFEAR FACTORYは語れない。まさに20世紀に残すべき曲。

・SON OF A GUN(KFMDM)
 現在MDFMKとグループ名を変えているインダストリアル界の雄のアルバム「XTORT」の8曲目。インターネットラジオで偶然聞いて一発でハマった。とにかくカッコいい。燃えてくるね。1回は聞いてみることを勧めるゾ。

・REVENGER(UNITED)
 日本のスラッシュ・メタル・ゴッド、UNITEDがメジャーデビューした時に出した「NOIQ」の1曲目。他にも幾つもある代表曲の中で、自分はこれが1番だと思う。もう10年以上やってるバンドだけど、今のUNITEDの楽曲の核となってるのはコレだと思う。後にボーカルが変わって出した「BURST」というミニアルバムにリテイク版が入ってるけど、コッチの方が過激度が増している。

・MIDI SURF(THE MAD CAPSLE MARKETS)
 もう今やすっかり日本のデジタル・ハードコア・バンドとして定着してしまったザ・マッド・カプセル・マーケッツのアンセム・ナンバー。シングル版と「OSC−DIS」収録のアルバム版の2種類あるが、後者の方が好きだ。ただのカスパンクバンド〜サイバーパンク路線〜もろハードコアを経て今のスタイルに辿りつき、今でも深化しているMAD。何て開放感のあるサウンドだ!! こういう曲こそ世間に騒がれてほしいと俺は思う。ムリか、日本のバカ・マスメディアじゃ。とにかくここに来た奴等だけでも聞いてくれ!!

・GOOD GIRL〜Dedicated to bride 20 years after(THE MAD CAPSLE MARKETS)
 「OSC−DIS」収録、こちらもシングル化。同じアーティストの曲は紹介しないつもりだったが、結構思い入れ深いんでねこの曲は。本当は当時産まれたばかりのドラムのMOTOKATSUさんの娘に捧げた曲らしいのだが、俺にとっては去年自分の恩人の1人を亡くして行った大阪の地で街頭で流れてて何だか泣けてきた曲、ってのが強い。これもハイパーに過激なポップソングだ!!

・CISCO(想い出のサンフランシスコ〜She's gone)(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)
 シングル「カルチャー」収録。ベスト盤「RAMBLE」にも収録。ひたすら「シスコ!!」と叫んでいるというとんでもない曲。要は1種のインストゥルメンタル・ナンバーなんだが、ライブで聞くこの曲は、聞くたびに訳の分からない闘争本能を思いきり刺激される。よってこの曲ではいつも暴れている。当然ながらミッシェルの楽曲の中で最も人気の高い曲の1つ。ここで一言・・・・・・、

「CISCOを聞いてもムスコが勃つ訳で無し。」

合掌。

・キノコパワー(筋肉少女帯)
 実は自分の根本のルーツってのはここらへん。とあるTV番組で筋少のこの曲を聴いて、当時高校1年の俺は激しく心揺さぶられた。この日を境にもう毎日筋少、筋少で、この曲の入ってる「SISTER STRAWBERRY」を聞かなかった日は1日と無かった。しかし、程なくして俺は、もっとすごい音楽と巡り合えたのである・・・・・・。次にあげるのが、それだ。

・BLUE BLOOD(X)
 敢えてこれだけはアルバム名にさせてもらう。「紅」「オルガスム」そして「X」といった日本の歴史に残るメタル・ナンバーを内包した珠玉の作品。最強にして最高の音楽、これが俺とスラッシュ・メタルの出会いの始まりであった。筋少とXを聞き込んだ俺は、これだけじゃ足らんと欲を出してLOUDNESSにも手を出したが満足できず、ユニコーンやレピッシュにも手を出したがやはり満足できず、遂にはレンタルCD屋通いを初めて当時音楽界の台風の目になってたイカ天のバンドを借りまくり、そうして多少は満たしてくれたのはバイセクシャルぐらいであった。つまりは当時のメジャーにはXみたいな音のバンドってのはほとんど存在せず、だからXが自分のレーベル「EXTASY RECORDS」を使ってこのテのバンドをアピールしなければきっと日本の音楽シーンには過激なサウンドってのは存在出来なかっただろう。本当にXの功績は偉大だ。俺の年代でメタル聞いてる奴ってのはきっとXによってメタルに触れたのが多いだろう。実際俺の友達もそうだし。

・HALLELUYAH(GARGOYLE)
 高校卒業してバイト出来るようになった俺が自分の稼いだ金でまず買ったのがガーゴイルのアルバム。Xと並ぶスラッシュ・サウンドに打ちのめされた。当然聞きまくり。そのガーゴイルの代表曲がこれ。「檄(ふれぶみ)」「璞(あらたま)」収録だが、「璞」の方がオリジナルバージョン。しかしこのアルバム、両方とも今でも手に入るのか!?

・BANISH FROM SANCTUARY(BLIND GUARDIAN)
 で、高校卒業後は専門学校に通ってた俺、「BLUE BLOOD」であげた友達から「これ聞いてみろ」と言われて借りたテープ、ガーンと衝撃を受けたね。何だかXにクリソツ、て言うかXより凄い!? 何だコイツら!? って調べたらこの曲だったわけ。ここから俺はジャーマン・メタルにも手を出すようになった。ちなみに「FOLLOW THE BLIND」収録ね。もう何年前の作品だ!? 10年は経ってる。今はブラガは何やってるんだろ。1998年以来音沙汰ない。

・MIRROR,MIRROR(BLIND GUARDIAN)
 そのブラガが1998年に出した「NIGHTFALL IN MIDDLE EARTH」からのシングル・カット、そしてブラガの最高傑作と俺が思うナンバー。「NIGHTFALL〜」はコンセプト・アルバムで、これ自体1つの物語となっている。今までの速い曲ゴリ押しのブラガと違い、これはミドル・テンポ曲とバラード主体となっている。しかし表現力は今までで最高。このアルバムで唯一速いのがこれ。何て雄雄しいんだ。1998年の来日でこの曲を最後にやった時ダイブしたんだけどね、この時の呼び屋がウドー音楽事務所でね、強制退場させられてしまったよ。クソッタレ。こういう事するから、日本ではメタル・シーンはヌルいんだよ。

・HEADING FOR TOMORROW(GAMMA RAY)
 ジャーマン・メタルの祖と言われているカイ・ハンセン率いるGAMMA RAYの1stアルバムのタイトルナンバー。今でも俺の中では1番のパワー・バラードである。まさに漢の中の漢が作ったバラード。すごい破壊力。歌詞もすごくリアルを感じるナンバー。でも今は当時とメンバー大幅に変わってるので、これから聞く人は、ベストアルバム「BLAST FROM THE PAST」を買った方がいい。

・REFUGE(RAGE)
 ジャーマン・メタルでも歴史の古いバンドの1つ、ペーター“ピーヴィー”ワグナー率いるRAGEの数々の代表曲の中で俺が1番好きな奴。「THE MISSINNG LINK」収録だが、RAGE=暴れて聞くバンドと思ってる奴は「BEST FROM THE NOIZE YEARS」を買って聞け。少なくとも俺はそうと思ってるし、基本的にジャーマン・メタルはMOSHするモノだと思ってる。実際地元ドイツではそうだ。みんな暴れてるよ。RAGEは特にジャーマン・メタルの中でも激しいバンドだ。他に「DON’T FEAR THE WINTER」「HIGHER THAN THE SKY」とかがある。

・WILL THE SUN RISE?(STRATOVARIUS)
 ストラトヴァリウスはフィンランドの様式美ヘヴィ・メタル・バンド。だがジャーマン・メタルに全然負けないスピード・メタルを展開している。歌詞もすごく共感しやすく、聞いてて燃えてくる。一番好きなのは「VISIONS」収録でシングルカットされたこの曲。1998年12月の来日ではこの曲でダイブしてやった。

・身代わりマリー(特撮)
 筋肉少女帯の大槻ケンヂが自分のバンドの筋少を抜けて新たに作ったバンド。サウンドはモダン・ヘヴィネスだが、初期筋少のサウンドの要・三柴理(ピアノ)によって独特の世界が繰り広げられる。オーケン節も健在、初期筋少が好きな人達にはこたえられない。この曲はキャッチーなロックンロールって感じだが、メロディラインが凄く心に響く。心に残る曲。1stシングル「アベルカイン」収録。

・ケテルビー(特撮)
 アルバート・ウィリアム・ケテルビー。オーケストラの楽曲で「ペルシャの市場にて」ってのを小学生の音楽の授業で聞いた方々も多いだろう? あれの作者。この「ケテルビー」のサビはモロにその「ペルシャの市場にて」のハイライトシーン。だから「ケテルビー」という名前なんだろうが、この曲はオーケン初のラップナンバーでサウンドはまんまモダン・ヘヴィネス。歌詞はグッと心に来る。この世の真理を思い知らされるような名曲中の名曲。2ndシングル「ジェロニモ」収録。

・FROM THIS DAY(MACHINE HEAD)
 3rdアルバム「THE BURNING RED」収録。このアルバムを買うまで、MACHINE HEADは俺にはどうでもいいバンドだった。1回UNITEDとのダブルヘッダーライブを見ているが、その時は全然大したバンドじゃなかった。だがこのアルバムは過去2作とは比較にならない。曲風がもろモダンヘヴィネスになったからとか、プロデューサーがKOЯNやリンプでお馴染みのロス・ロビンソンだからとかはどうでもいい。思いっきりハマってるんだ。こんな重くて狂暴なサウンドだったかなんて思った。後半にやや不満があるが、素晴らしい出来だ。このアルバムで今まで全然聞く気にもなれなかったMACHINE HEADを聞き込むようになった。「FROM THIS DAY」はシングルにもなったこのアルバムの核の曲。比類無きパワーと「漢の哀愁」を感じさせる曲。俺の中で名曲中の名曲としてあげられる曲。

・mimizuzero(zilch)
 故hideさんがこの世に残したバンド、zilch。その残されたメンバーがhideさん死後初めて作った作品。これを聞いてまだヴィジュアル系がどうこう言う奴がいたら、そのバカヅラを見たいものである。何か音楽の暴動みたいな力を感じる。もはや音楽に垣根無し。本物は全てを食い散らかす。zilchは、紛れも無いヘヴィミュージックである。

・CHESS(LUNA SEA)
 ヴィジュアル系ついでにこの曲も挙げる。一番最初のアルバムの8曲目だが、昔はこんなに尖った曲が多かった。LUNA SEAの歴史上において史上最強の曲。メタルとかハードコアには比べるにも及ばないLUNA SEAの楽曲において唯一それに似た破壊力を持つ曲。それでも昔のLUNA SEAには1曲1曲に風景があったよ。だからLUNA SEAは飽きずに聞いてたけど、MOSH&DIVEを覚えてソッチの音楽に傾倒していくせいもあったとはいえ、LUNA SEAは知らず知らずのうちにサウンド丸くなっちゃったよね。1回活動停止して、また再開してからの音源って、俺1つも持ってねえんだ。ハッキリ言って。1999年に有明でやった「CAPACITY∞」、この時やった1stアルバムの名曲「SHADE」、本来「CHESS」に次ぐ過激な曲なのに見る影も無かった。悲しいよな。あ、「PRECIOUS...」と「WISH」は好きだな。蛇足だけど。

・COWBOYS FROM HELL(PANTERA)
 文句無くPANTERAの代表曲。漢達の凱歌、真の勇者の行進、何だか元気が沸いてくる。辛い時に聞くと勇気とガッツが溢れ出てくる。しかし元の音源(アルバム「COWBOYS FROM HELL」収録)は昔過ぎて青臭くてヘボい。ていうかヘビメタっぽい!? だから俺の聞いてるのはライブアルバム「ライブ〜狂獣」の方。

・Deep Impact(Dragon Ash)
 Dragon Ash・・・・・・巷ではヒップホップ崩れのグループみたいな見方があるこのバンドだが、俺はこの音の強烈さは完全にハードコアだと思っている。只のミクスチャーだとぬかすバカもいるけど、これを聞いて何も思わない奴はクソだ。文句は言わせない。ただしライブで見るとそのステージングに思いきり幻滅させられる。シングルにもなってるが、アルバム「LILY OF DA VALLEY」のテイクの方がギターが強烈。

・本多工務店のテーマ(渋さ知らズ)
 渋さ知らズとは日本の誇るジャズオーケストラ。とはいえ普段はみんなバラバラでやってるジャズミュージシャンで渋さ知らズのメンバー規模も少人数からオーケストラの大人数までまちまち。不破大輔さんって方が中心になってやってる。どの楽曲も常にクライマックスで、この代表曲では体中がカーッと熱くなる。もう何も言えなくなる。考えも浮かばない。熱い涙が頬を伝う。本当のヘヴィネスとは何か!? これを聞けばきっと分かるだろう。「DETTARAMEN」というアルバムに収録。あと「渋祭」にもシークレットで収録。

・MOSH UNDER THE RAINBOW(Hi−STANDARD)
 日本メロコア代表ハイスタが秀作「MAKING THE ROAD」で残した最高の楽曲。本当のLOVE&PEACEに満ち溢れた温かい曲。ライブではこの曲になるとみんな輪になってグルグル回る。フジロックでもエアジャムでも巨大なモッシュサークルが出来た。みんな、モッシュってさあ、こうしてグルグル輪になって回るのを言うんだよねー。最近はみんな狂ったように激突ばっかしてるけど(俺もやってるけど)それって正しいモッシュじゃないからねー。

・おらびなはい (陰陽座)
 日本の「あやかし」を歌う妖怪メタル・陰陽座の3rdアルバム「煌神羅刹」のラストに収録。聞いてて異様に力が湧いてくると思ったら、よーく聞いてみると歌詞も凄くポジティヴで元気の出てくる内容。何だかロックスターのテーマソングみたいな臭さとかっこよさがあるハイなダンスナンバー。体がカッカッカッカッと熱くなるような曲だ。ちなみに似た曲で「がいながてや」という曲があり、これは2ndアルバム「百鬼繚乱」収録。

・SoniCRIME TheRapy(G.I.S.M.
 もうその音自体は5年以上も前から存在していたが一向に音源としては発表されなかったG.I.S.M.の3rdアルバム。ギターのRANDY内田氏が2001年2月10日に逝去してから約1年後に発表。実はRANDY氏の生前にもうこのアルバムは完成してたとか。どれも捨て曲がなく、それ以上にまともな曲名がないのでこれもアルバム名で挙げる。聞けば分かるが、この世における音楽の最も激しい部分だけがこのアルバムに詰まっている。どんなハードコアもグライbbドコアもデスメタルもこのアルバムには到底及ばない。最早表現のしようがない最キョウのアルバム。「キョウ」は適当な漢字を当てはめてくれて結構。聞け。

・NOVA ERA(ANGRA)
 ANGRAの4thアルバム「REBIRTH」収録。ANGRAは3rdアルバム「FIREWORKS」出してから空中分解しちまったが、残った2人のギタリストで懸命に立て直してめでたくこの4thアルバムを出す事が出来た。正直、ANGRAなんて歯牙にもかけてなかったんだが、この曲を聞いて凄く新鮮で素直な気持ちになれた。そしてこの曲1曲だけで真面目にANGRAの新譜を聞いてみようって気になった。「REBIRTH」の楽曲には全てに天使の存在を感じられる。心が綺麗になる。この「NOVA ERA」はアルバムのトップの曲であるが、1番希望に満ち溢れている。人としてのやる気が沸き起こってくる。

・DOG FACED GODS(TESTAMENT)
 「LOW」というアルバムに収録・・・5thアルバムだったか・・・入手出来ないんだよ・・・もう廃盤になったか・・・・・・この曲からは凄まじい「邪悪」を感じる。体の底から悪が湧いてくる感じだ。頭の中では麻原彰晃が空を飛んでいる。彰晃のお面を被った奴等が集団で変な踊りを踊っている。狂った世界。腹の底から怒りを吐き出す。理屈じゃない、すごい曲だ。

・TERROISM(宇頭巻)
 宇頭巻のメジャーデビューシングル。まるで野獣の様だ。ケダモノを感じる。Limp Bizkitっぽくもあるけどこっちの方がヤヴァイ。ツインヴォーカルで畳み掛けるこの音の暴力。耐えられない。狂いそうだ。この曲聞いてから宇頭巻聞くようになった。

BOOK

・太陽の子(灰谷健次郎)
 ガキの頃から読んでいた物語、そしてこれによって俺は沖縄という所に無性に憧れを持つようになった。その沖縄の持つ過去からの苦しみとかを理解する前に、この本から俺はただ沖縄が好きになった。そして98年に沖縄の土を踏む事ができたが、もう1回行きたいものだ。物語自体はもろに沖縄戦争の傷跡丸出しって感じで、明るい部分があってもいつもその陰の部分が付きまとう。今の世の中、沖縄といえばアムロだのSPEEDだのしか連想せんガキ共ばっかりだろうが、こういうの読んでもっと正しい沖縄に触れてもらいたいもんである。ちなみに俺は沖縄から蛇味線を買ってきた。今東京で買うよりはるかに安い(25000円)。

・シュルレアリスム宣言・溶ける魚(アンドレ・ブルトン)
 これは凄い本だ。ある人に紹介されたんだが、言葉には出来ない。買って読め。それしか言えない。これを読んだ人は、それぞれが違う体験をするであろう。自由な世界が目の前に広がる。広大な広大な世界。その中で俺は何処にでもいる。無限だ。万能だ。これを紹介してくれた人に感謝したい。この本と巡り合ってから俺は常に自分の中に芸術を感じる。とにかく読んでくれ。一応文学的にはダダイズムの本らしいが・・・・・・。

・野火(大岡昇平)
 第2次世界大戦時のフィリピンで、1人の日本兵が戦場で狂気に走っていく。所属部隊が壊滅し1人戦場をさ迷う彼は、ある廃村に辿り付き、そこで神を感じる。だが不意に村に訪れた原住民の女性を殺して村を出る羽目になった彼は、偶然遭遇した別の部隊と歩くことになる。その部隊も壊滅し再び1人となった彼は、やがて飢えのあまり人肉を食しようと思い、その機会に出会う。だが「神」は彼にそれを許さないのであった。そしてかつての同僚兵にあった彼は・・・・・・。
 「猿=人間」。唯一、理性だけが両者を隔てている。その外ではどっちも似たもの同士。思い知れ。ラストはもはや神に囲まれた精神世界。読め。感じろ。

・病苦を超える最後の天行力(福永法源)
 これはすごい!! 何でこんな本を持ってるかって!? 1994年12月25日に千葉駅の前で変な包装に包まれた本をもらった。包装にはこう書いてあった。
「この本を手にされて3日以内にお読みください。不思議と何かが変わってきます」
 それがこの本。内容は天行力の力の偉大さから始まり、「私は天声(天の声)を聞く事が出来る」というような事とか人類の未来とか人の人生の理由とかが書いてある。後半になればなるほど神秘的な内容、というかハッキリ言って訳が分からなくなるが、ズバリ、思想としてはこの本は「いい本」である。自分の人生に毎日最高の思いを抱ければ、こんなにいい事は無い。人類滅亡から逃れるヒントも、この本は示してくれる。問題なのは、やっぱりこの本を全て間に受けると「法の華三法行」の信者に陥ってしまう、という事だ。ちなみに当時は「最高に生きる会」と名乗っていたようだ。まあ、一応この本の著者は牢屋の中だろうから(2001年5月14日現在)、読むのは個人の勝手だ。別に勧めはしないぞ。俺は「いい本」と思ってるから読んでるだけだ。あくまでも「思想」としてな。

・巨人軍に葬られた男たち(織田淳太郎)
 巨人軍の闇の歴史。華々しい「球界の盟主」としての名声の影に隠された陰部。湯口敏彦。若くして死んだ巨人軍のドラフト1位ピッチャー。彼を中心に巨人軍から蹴落とされていった男たちとその理不尽な巨人軍のシステムを描いている。巨人軍に部品として扱われ、道具として扱われ、そして次第に追い込まれて、最期は精神病院でひっそりと死んでいった湯口敏彦さん。そしてその1人の若者の死に対する巨人軍の仕打ちも酷いものだった。鬱病経験のある筆者が怒りを込めて書き下ろした書。今ならよく分かる、理解できるこの実情。ジャイキチ(ジャイアンツ・キチガイ)やってたガキの頃には見えなかったけど。俺も同罪なのだろう、このジャイキチの過去がある俺も、そして今もまだそこから完全に抜けきってない。この本を読んで俺は悲しくなった。と同時に前監督・長嶋茂雄というクソ野郎に対して凄まじい殺意と怒りを覚えた。この本には現ダイエー・王監督が巨人軍監督の座を追われるまでについても書かれている。

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